【生活用品・雑貨】絶賛整理中のニューウェルブランズ(NWL)

こんにちは。

いも次郎です

娘のいも子でしゅ


今回紹介するのはニューウェルブランズ(Newell Brands Inc., NWL)です。

利益安定性 (ストレスフリー度)2 / 10 点
財務安全性 (ストレスフリー度)4 / 10 点
株主還元性 (わくわく度)3 / 10 点
成長性 (わくわく度)2 / 10 点
あくまで主観なので、最終的にはご自身で評価してください


こんな人におすすめ!

  • とにかく高配当がいい人(ただし今後の減配の可能性は全く考慮しない)
  • 事業整理中後の反動上げ狙いの人(決して割安ではありません)


こんな人におすすめしません!

  • 堅実な投資家
  • 安定志向の人
  • 上り調子の企業に投資したい人


   Table of Contents

企業概要

ニューウェルブランズはアメリカの生活用品・雑貨メーカーです。

具体的には下のような製品を製造しています。

  • 台所用品(フライパン・コーヒーメーカー・食品保存用品など)
  • 掃除用品(ブラシやスポンジなど)
  • 文房具(ボールペン(PARKER)、マジックペンなど)
  • アウトドア用品(Colemanなど)
  • ベビー用品(ベビーカー(Aprica)、哺乳瓶(NUK)など)
  • ホームセキュリティ(火災報知器、セキュリティカメラなど)

日本でも有名なブランドをたくさん抱えています。


扱っている製品はコロナ禍に関係なく売れそうなものばかりですね。


創立は1903年で当初はカーテンレールのメーカーでした。

その後様々な製品を扱うようになり、そして様々な企業を買収しながら成長してきました。


CEOのRavi Saligramは洗剤メーカーやインターコンチネンタルホテルの上級職、オフィス用品メーカーのCEOを経て2019年からニューウェルブランズのCEOに就任しました。


そんなですが、さっそくデータを見ていきましょう。


データ分析

さて、まずは損益計算書を見ていきます。

損益計算書(単位:ドル)

比較的原価が高めです。

2018年は事業整理によるのれん償却費でかなりの額の営業外費用が発生しています。


2018年に事業を整理したようなので、今後どのように変わっていくのか注視していく必要がありますね。

少なくとも2019年では変化は見られないわね。


四半期データ

コロナ禍の影響を見るために四半期データも見てみましょう。

コロナ禍が猛威を振るい始めた2020年の春には売上高が落ちています。


意外とコロナ禍の影響があるみたいですね。

そうね。まぁ直近では回復傾向だから、大打撃とまでは言えなさそうね。


売上高推移(ドル)

売上高の推移はですが、事業を整理した2018年には激減しています。


2019年は微増なので、もう少し動向を注視していく必要がありそうですね。

そうね、このまま増加傾向が続けば、評価できるわね。


営業利益率(%)

営業利益率の推移ですが、増減を繰り返しながらも減少傾向のようです。


事業整理後の2019年に何とか上昇したのですが、今後これがまた減少傾向に転じないか要注意ですね。

そうね。そもそもの水準がそこまで高くないから、来年以降は何としても向上させたいわね。


EPS(ドル/株)

一株当たりの純利益を表すEPSですが、増加傾向とも減少傾向ともとれない、何とも言えない推移です。


もう2020年に期待としか言いようがないですね。


株主還元

続いては株主還元について見ていきましょう。

まずは一株当たりの配当金(ドル)と配当利回り(%)です。

2018年以降の配当は同額をキープしています。

利回り自体は2018年以降はかなりの高水準です。


2018年に利回りが急増していますね。

増配はしていないから、株価がだいぶ下がったんじゃないかしら。。。


またホーリーフロンティアはBuyback(自社株買い)をすることでも株主還元しています。

Buyback(自社株買い)とは文字通り自社の株を買い戻すことで、市場に流通している株式数を減少させます。

流通している株数が減少すれば一株当たりの価値が相対的に高まり(つまりEPS等が高まり)、それにより株価が上昇し、キャピタルゲインにより株主に還元するという手法です。

Buybackを含めた利回りは次の通りです。


2018年と2019年は増配できなかった分、大きくBuybackしているようです。

増配できないから、せめてBuybackで報いるということのようね


ただし、Buybackしたからと言って株価が順調に上がるわけではありませんから、ここで株価の推移も見てみましょう。


株価


やっぱり2018年で株価が暴落しています。

株主がかわいそうね、、、


なお、2021年1月9日時点でのPER(割安度合いの指標。低ければ低いほど割安で、アメリカ平均は20倍台)は28倍前後で、暴落したにもかかわらず割安という評価はできなさそうです。


貸借対照表(単位:ドル)

次に貸借対照表を見ていきましょう。

製造業なので固定資産がやや多めです。

流動比率(=流動資産÷流動負債)は100%以上をキープしています。


流動比率から短期的な安全性は問題なさそうですね。

ただ、2019年に流動資産が激減しているのは気になるわね。
それにしても、2018年を境にスケールがだいぶ小さくなってしまったわね。


自己資本比率(%)

自己資本比率の推移は上のグラフの通りです。


水準自体は高くはありませんが、そこまで問題視する必要はなさそうです。

問題は増減が多くて安定しないところね。


利益余剰金

純資産の内の利益余剰金(ざっくり言うと儲けて貯めたお金)の推移は上のグラフの通りです。


2018年で一気にマイナスに転落してしまいました。

2019年も少ししかマイナスが減っていないから、前途多難ね、、、


ROE(%)

自社の純資産からどれだけの利益を生んでいるか、つまりいかに効率よく利益を生んでいるかを表すROEですが、こちらも山あり谷ありです。


こうも動きが激しいと評価しづらいですね。

安定感がないということだけは分かるわね。


キャッシュフロー(単位:ドル)

最後にキャッシュフローを見ていきましょう。

毎年営業キャッシュフローを生み出していますが、増えたり減ったりです。

2017年から2019年にかけては投資キャッシュフローがプラスなので、一生懸命事業を整理しているようです。


投資キャッシュフローから、ニューウェルブランズの苦しい状況をうかがい知ることができますね。

しばらく注視した方がよさそうね。


採点

データから10点満点で利益安定性、財務安全性、株主還元性、成長性の4項目を評価します。


利益安定性については、2018年の事業の整理で売上高は落ちましたが、営業利益率が改善するわけでもなく、苦しい状況が続いていますので、2点です。


財務安全性については、流動比率・自己資本比率共に問題があるということはありませんが、利益余剰金を大きく減らし、全体的に動きが激しく不安定と言わざるを得ませんので、ちょっと辛口の4点です。


株主還元性については、大赤字を出した2018年以降も減配せずに頑張っていますが、株価が大暴落し、上昇する気配を見せていませんので、辛口の3点です。


最後に成長性ですが、現在絶賛整理中ということもあり、苦しい状況がまだ続きそうなので、辛口の2点です。


今回は激辛でしたが、まだまだ初心者で勉強不足のいも次郎の甘々分析です。

評価を鵜呑みにせず「こういう考え方もあるんだ」ぐらいにとどめておいてくださいね。


なお、本銘柄の売買を推奨するものではありません。
読者の本ブログの情報を基にして行う投資判断の一切について責任を負うものではありません。
売買はあくまでご自身で判断し、自己責任でお願いいたします。


That’s all !!


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